戦国クイズ 中級 人物編
戦国時代のクイズ 中級 人物編 (第21問から第28問)を掲載。
戦国時代における有名な大名や武将など、「一度は聞いたことがある」と思う有名な人物をクイズにしております。
戦国クイズ 中級 人物編 第21問
大阪夏の陣で、母親の淀殿(よどどの)と共に自害して果てたと伝えられている大名は誰?
答え : 豊臣秀頼(とよとみひでより)
〇もう少し詳しく解説
豊臣秀吉の三男。
大坂城内の山里丸(やまざとまる)で、秀頼は淀殿と共に自害して果てたと伝えられている。
※山里丸 遊興のための屋敷や庭園を造営した場所
戦国クイズ 中級 人物編 第22問
武田家の家臣で、武田四天王に数えられる人物。
部隊の軍装を赤一色に統一して編成し、他の諸大名から恐れられた武将は誰?
答え : 山県昌景 または 山縣昌景(やまがたまさかげ)
〇もう少し詳しく解説
部隊の軍装を赤一色に統一したことから「赤備え(あかぞなえ)」として、諸大名から畏怖された。
赤備えを見ただけで勇猛な兵ですら震え上がったと言われている。
また、赤備えは特に武勇に秀でた武将が率いた精鋭部隊であることが多く、後世に武勇の誉れの象徴として語り継がれた。
戦国クイズ 中級 人物編 第23問
相模国(さがみのくに)、現在の神奈川県の戦国大名。
「三河東泉記(みかわとうせんき)」では、戦国五雄の一人に選ばれている人物。
関東に一大勢力を築きあげ、武田信玄や上杉謙信としのぎを削って争った大名は誰?
答え : 北条氏康(ほうじょううじやす)
〇もう少し詳しく解説
後北条氏(ごほうじょうし)第3代目当主。
「文武を兼ね備えた名将で、大いに北条の家名を高めた。その優れた功績は古今の名将というにふさわしい」と、「北条記」にて評価されています。
戦国五雄には、北条氏康や武田信玄、上杉謙信、織田信長、毛利元就がいます。
戦国クイズ 中級 人物編 第24問
駿河国(するがのくに)と遠江国(とおとうみのくに)、現在の静岡県の戦国大名。
上洛のため進軍中、織田信長の奇襲を受けて桶狭間(おけはざま)で落命した大名は誰?
答え : 今川義元(いまがわよしもと)
〇もう少し詳しく解説
「海道一の弓取り(かいどういちのゆみとり)」の異名を持つ。
約25,000もの大軍を率いて尾張に侵攻した今川義元に対し、尾張の織田信長の総数は約5,000人といわれている。
戦国クイズ 中級 人物編 第25問
織田家の家臣。
謀反を起こし、京都の本能寺に滞在していた主君の織田信長を自害に追い込んだ人物は誰?
答え : 明智光秀(あけちみつひで)
〇もう少し詳しく解説
才知、深慮、狡猾(こうかつ)さにより、織田信長の寵愛を受けたとの評がある。
築城に造詣が深く、諸学に通じ、和歌や茶の湯を好んだ文化人であった。
戦国クイズ 中級 人物編 第26問
関ヶ原の戦いでは、軍勢15,000を率いて西軍に参加。
徳川家康の東軍に寝返り、東軍勝利の契機を作った人物は誰?
答え : 小早川秀秋(こばやかわひであき)
〇もう少し詳しく解説
豊臣秀吉の正室である高台院(こうだいいん)の甥。
高台院以外にも、北政所(きたのまんどころ)、おね、ねねとも知られている。
秀吉の親族として豊臣家では重きをなし、小早川隆景(こばやかわたかかげ)と養子縁組した。
戦国クイズ 中級 人物編 第27問
徳川家康の後を継いで、江戸幕府の第2代征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)となったのは誰?
答え : 徳川秀忠(とくがわひでただ)
〇もう少し詳しく解説
「御実紀(ごじっき)」、通称「徳川実紀(とくがわじっき)」には、武勇や知略での評価は乏しく、またその評価ができるような合戦も経験していない。
温厚な人物だったと記載されている。
※「御実紀」 通称「徳川実紀」。19世紀前半に編纂された江戸幕府の公式史書のこと。
征夷大将軍とは武人の最高栄誉職のこと。
征夷とは蝦夷(えみし、えびす、えぞ)を征討するという意味をもつ。
※蝦夷とは、大和朝廷から続く歴代の中央政権から見て、日本列島の東国(現在の関東地方と東北地方)や北方(現在の北海道や樺太)などに住む人々の呼称のこと。
戦国クイズ 中級 人物編 第28問
大内家の家臣。
厳島の戦い(いつくしまのたたかい)では、安芸国(あきのくに)の厳島で毛利元就(もうりもとなり)と合戦を行い、敗れて自害した人物は誰?
答え : 陶隆房(すえたかふさ)
〇もう少し詳しく解説
別名 陶晴賢(すえはるかた)ともよばれる。
その戦いぶりから「西国無双の侍大将」と賞賛された。
謀反をおこして主君である大内義隆(おおうちよしたか)を自害に追い込み、大内家の実権を掌握した。
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