知っていると役に立つお金にまつわるニュースを取り上げています。

お金のぷち情報


2025年の家計調査で「エンゲル係数」は44年ぶりの高水準に




2025年の日本の家計調査で、「エンゲル係数」が28.6%となった。

1981年以来、44年ぶりの高水準になったと総務省のデータで分かりました。

これは、多くの家庭が消費支出のうち「食費」に占める割合が高まっていることを示しています。





エンゲル係数とは?

エンゲル係数は、家庭の消費支出に占める食費の割合を示す統計です。

一般に、エンゲル係数が高いほど、家計で生活必需の食費に多くを使っているとされています。

つまり、他の支出に回す余裕が少ないといえる。





エンゲル係数の意味

エンゲル係数は次のような傾向と関連します。

低いほど:生活にゆとりがあり、食以外の教育・娯楽・貯蓄などにお金を使いやすい。

高いほど:食費の負担が重く、他の支出に回す余裕が少ない可能性がある。

今回は、価格上昇と外食利用の増加で「食費」の割合が増えた。

結果として、44年ぶりの高水準になったというのが主な背景です。





2025年の状況 ― なぜ高くなった?

食品価格の上昇

食料品の価格が上がり、食費の名目額は増えています。

中でも、コメやパン・菓子類などの価格高騰が目立っています。

物価の影響を除いた実質ベースでは食料支出は減っているものの、値段が上がるため支払額の割合が高くなっています。



外食利用の増加

自炊よりも外食や持ち帰り・中食(テイクアウト・惣菜利用)に支出する家庭が増え、これが食費全体の伸びに影響しているとみられています。



消費全体とのバランス

2025年の月平均消費支出は31万4001円で、実質で前年より0.9%増加。

食費以外の支出が増えているにも関わらず、食費の比率が高まったという結果になりました。





なぜ今このような状況に?

主な要因

世界的な物価上昇や円安などで輸入食料品が高くなった。

エネルギー価格の上昇が流通コストを押し上げた。

賃金上昇が物価上昇に追いつかないため、家計に余裕が出にくい状況が続いている。

こうした中で、食料品や外食への支出比率が上がることが、統計として数字に表れています。



参考資料 Yahooニュース エンゲル係数「28・6%」、44年ぶり高水準…価格上昇や外食利用増で「食費」の割合高まる



ページのトップに戻る