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サイゼリヤ 原材料費高騰の厳しい中でも業績好調 その理由は?




サイゼリヤは原材料費高騰やエネルギー価格上昇といった厳しい外食環境の中でも、業績好調、株価高騰、増収増益を続けている。





徹底した低価格戦略で「庶民の味方」ポジションを確立

サイゼリヤは他の外食チェーンが相次いで値上げする中で、人気メニューの価格を据え置く、あるいは値上げを最小限に抑える方針を堅持 しています。

いわゆる「値上げしない」宣言。

これが顧客から強い支持を得て、消費者の節約志向の高まりとも合致しています。

例えば、看板商品の「ミラノ風ドリア」等は長年価格を維持し続けている。

低価格ながら満足感の高い食事ができることが、リピート来店につながっている といわれます。





値上げしなくても「客単価」を上げられる仕組み

一見「値上げしていない」のに、 サイゼリヤの客単価は年々わずかに上昇している という点も業績を支えるポイントです。

これは単に価格を上げるのではなく、

お客がメニューで複数品を組み合わせるようになった(ミックス効果)

アルコールやサイドオーダーなどの追加注文が増えている

など、顧客行動の変化を活かした売上拡大 が進んでいる結果と分析されています。





原価・人件費の管理など内部効率化が進んでいる

サイゼリヤは価格競争力を維持するために、経営努力としてさまざまなコスト軽減施策を進めています。

セルフ式の注文方法(番号注文やQRコード注文など)による省人化

メニュー数の適正化・中央厨房の活用による食材管理の標準化

店舗運営の効率化と物流最適化

など、細かな現場改善で利益率を支えています。

こうした施策で、値上げを抑えながら原価上昇分の一部を吸収している という側面があります。





ブランドとしての“価値訴求”が強い

インフレ下では、高価格化した他チェーンに対して 「価格は据え置き・安くて満足できる」 というサイゼリヤのブランドメッセージが消費者に強く響いています。

結果として、

家族連れや節約志向層の支持が高まる

コロナ後の外食回復で来店が増える

株式市場でも “ディフェンシブ銘柄” として評価が高まる

といった好循環が生まれていると見られています。





業界全体や競合比較をすると、一方で注意点もある。

全体の利益率は外食大手と比べて低いという評価もあり、必ずしも収益性が高いから人気というよりは、「価値訴求力がある」という面が強いとの分析も出ています。

サイゼリアではお世話になることがあるため、今後も頑張ってほしいところである。



参考資料 Yahooニュース サイゼリヤ「値上げしないのに」増収増益、なぜ? インフレ下で客単価が上がるカラクリ



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