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長期金利27年ぶりに2.230%に上昇 株の平均配当利回りに近づく




新発10年物国債利回り2.230%は、日本株の高配当株の平均配当利回り(おおむね2.3~2.8%程度)にかなり近い水準に来ています。





何が起きているのか

長期金利上昇=国債価格下落を意味している。

10年国債利回りが2%台に乗るのは、長期で見ても異例となる。

これまでは国債:0~1%台、高配当株:3~4%と 明確な利回り差があった。

現在は、「安全資産(国債)」と「リスク資産(高配当株)」の利回り差が急速に縮小している。





なぜ市場にとって重要なのか

① 高配当株の「相対的魅力」が低下

これまで高配当株は「国債よりかなり利回りが高い」から選ばれてきました。

しかし今は、利回り差が 0~0.5%程度となっているため、この差ではリスクに見合わないと判断されやすい。

つまり、高配当株が売られやすくなる。



② 資金の流れが変わる

年金・保険・銀行などは「国債で十分な利回りが取れる」となる。

そのため、株を減らし、国債へ資金シフトという流れになる。

株式市場全体にとっては、じわじわと逆風となる。



③ それでも高配当株が完全に不利とは限らない理由

重要なのは名目利回りだけではない点です。

高配当株の強みは、配当が将来増える可能性があるということ。

インフレ耐性(価格転嫁できる企業)は株価上昇余地がある。

国債の弱点として、インフレが高止まりすると実質利回りは目減りしていく。



「利回り+成長」を期待するなら株。

「確実性」を重視するなら国債。

という住み分けになります。





10年国債利回り2.230%は、高配当株の平均配当利回りとほぼ同水準である。

これは、高配当株の相対的魅力低下につながり、株価評価の下押し圧力となる。

そのため、資金の国債回帰を意味している。

今後、どうなっていくのか注目していきたい。



参考資料 Yahooニュース 長期金利、2.230%に上昇 27年ぶり、「消費税減税」警戒



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