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お好み焼きや焼きそば、たこ焼き店の倒産が相次ぐ




2025年に、お好み焼きや焼きそば、たこ焼きなど、いわゆる「粉もん」店の倒産が、2009年の集計開始以来最多となった。

具体的に何が粉もん店を直撃しているのか、主なポイントをわかりやすく説明します。





原材料価格の高騰(食材費が大幅アップ)

粉もんの主な原材料である 小麦粉、たこ(タコ)、キャベツ、卵、紅しょうがなどが大きく値上がりしています。

たとえば、たこ焼きの命ともいえる粉やタコの価格が過去数年で大幅に上昇し、それに伴い食材全体のコストが上がっているという実例もあります。

2024年比で食材費が約6割増に達したとの報告もあり、安価で提供し続けるのが難しくなっています。





値上げが難しい「庶民の味」

粉もんは「庶民の味」として 価格に敏感な顧客層が中心です。

そのため、原材料や光熱費が上がっても値上げすると客足が減るリスクがあり、価格転嫁が容易ではありません。

実際に倒産理由の多くが「販売不振」で、粉もん店は価格転嫁の限界に直面しているとの分析もあります。





人件費・光熱費の上昇

飲食店全般の傾向として、 人手不足と人件費の上昇 が経営を圧迫しています。

粉もん店も例外ではありません。

加えて鉄板で調理する業態のため、 電気・ガスなどの光熱費が高騰していることも収益を圧迫する大きな要因です。





競争激化と経営体力の弱さ

粉もん店は多くが小規模・零細の個人経営で、経営体力が乏しいケースが多く見られます。

店舗数が多い地域(例:大阪など)では競争が激しく、集客・収益が伸び悩んでいます。

特徴ある商品開発やSNSマーケティングなどの差別化戦略が弱い場合は収益改善が進んでいません。

こうした点も倒産が増えている背景として指摘されています。





人手・後継者不足(長期的な構造問題)

取材や解説では、粉もん店に限らず、飲食業全体で人手・後継者不足が深刻化しているという指摘もあります。

少子高齢化で若い人の飲食店経営への参入や、事業の承継が進まないことも倒産・閉店リスクを高めています。





今までは、お好み焼きや焼きそば、たこ焼きは庶民に広くいきわたっていた。

今後は気軽に手が届かなくなる食材になる可能性がある。



参考資料 Yahooニュース 2025年の「粉もん」倒産 過去最多の28件 物価高、人手不足が直撃、近畿が7割超える



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