カカオ価格の高騰 代替チョコレートが人気に
カカオ豆の価格が大きく高騰している。
その裏で、いわゆる「カカオの代替品、代替チョコレート」が市場で注目されています。
カカオ価格が高騰している現状
世界のカカオ豆相場は、ここ数年で大きく上昇し、数年前と比べて数倍という水準に達した時期もあります。
日本でもバレンタイン用のチョコレートが値上がりし、「1粒400円超」といった例が報じられています。
2026年のバレンタイン商戦でも、多くのブランドが原材料高を受けて値上げを予定しているとの報道があります。
なぜ価格が上がっているのか?
主要生産地の供給減
世界の約70%のカカオ豆は西アフリカ(コートジボワール、ガーナ)で生産されていますが、この地域での収穫が減少しています。
原因としては、異常気象・極端な高温・干ばつや大雨 → 収穫量が減少。
病気(Swollen Shoot Virusなど) → カカオの樹に深刻なダメージ。
農業インフラの課題や肥料コストの高騰 → 生産効率を下げる要因に。
これらの供給不足が、世界的にカカオ価格を押し上げています。
そもそも「代替チョコ/代替素材」とは?
カカオ豆が主原料のチョコレートは、カカオマス・ココアパウダー・ココアバターが必要です。
しかし、価格高騰で原料コストが跳ね上がっているため、これらを別の原料に置き換える技術・商品が出てきています。
ひまわりの種ベース(カカオ不使用)や大麦・麦芽系素材、植物由来プロテイン・豆類など、カカオの代替チョコレートがつくられている。
カカオ市場は、供給の変動に非常に敏感です。
生産の中心地域が気候変動や病気に弱いことから、少しの減産でも価格が大きく動きやすくなっています。
また、世界需要の増加も価格を引き上げる要素となっています。
今後の見通しとして、一時は過去最高水準だった価格が下落する場面もあり、価格が落ち着きつつあるという報告もあります。
ただし、需給のタイトさは続く可能性が高いと見る専門家意見もあり、価格が高止まりする可能性もあります。
参考資料 Yahooニュース 来月バレンタインデー カカオ高騰で“代替チョコ”も注目
