豊洲市場の初競り 5億円のマグロの取り分はどうなる?
豊洲市場の初競りで、「5億円のマグロ」が落札された。
落札額 5億円がそのまま漁師の手取りになるわけではありません。
取り分は関係者で分配されます。
基本的な分配構造(豊洲市場・初競りの場合)
① 漁師(船主・漁業会社)
取り分:おおよそ6~7割
5億円の場合、約3~3.5億円
※ 燃料代、船員の人件費、漁具、保険などの経費はここから差し引かれます。
② 仲卸業者(競りを仕切る業者)
取り分:約1~2割
5,000万~1億円前後
仲卸は競りを成立させ、その後に解体・流通させる役割を担います。
③ 市場(豊洲市場・東京都)
市場使用料・手数料:約5%前後
2,000万~3,000万円程度
④ その他(運送・保管・解体など)
数%
数百万円~1,000万円規模
つまり、5億円のマグロが落札された場合、取り分は漁師(船主側) 約3億円~3.5億円、仲卸 約5千万円~1億円、市場手数料 約2千万円~3千万円、その他経費 数千万円となる。
初競りの高額マグロは、宣伝・広告目的(ご祝儀相場)やテレビ・新聞・SNSでの露出効果が非常に大きい。
落札した寿司店・企業は「赤字覚悟」で、漁師側も「ブランド価値向上」が狙いというケースがほとんどです。
