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台湾の学校 体の鍛錬や体験を通して学ぶ教育に注力





台湾にある種籽親子實驗小學(種子親子実験小学校)は、「カラダを鍛える教育(体を鍛える教育)」が目玉になっている。





この小学校は、台湾の “天才デジタル担当相” として知られるオードリー・タン氏の母親が創設した学校である。

李雅卿(リー・ヤーチン)さんが学校を創った背景は、従来の権威主義的・管理型教育では子どもの個性や創造性が伸びないと感じたことです。

自分自身の子ども(オードリー氏や弟)たちが伝統的学校に馴染めなかった経験から、「学びとは教科だけではなく、本人が自分で選び、自ら力をつけていくもの」という考えを教育の中心に据えました。



自主学習(Autonomous Learning):子ども自身が学びたい科目・時間の配分を決められる。

民主学校:校則や活動は生徒・教師・親が話し合いで決める。

絶対的な体罰や管理はせず、学習の自由と責任を重視。

つまり、この学校は単に学力だけでなく、子どもの主体性・自立心・好奇心を育むことを狙っています。





体を鍛える教育が注目される理由

実はこの学校では「体育の授業」という形だけでなく、体を鍛え、体験を通して学ぶ教育が卒業の大きな柱になっています。

学校の説明によると、6年生の卒業条項には 「卒業挑戦」 と呼ばれるプロジェクトがあります。

5日4泊の登山 or 自転車チャレンジ

卒業までの1年間を通じて体力づくり・準備をする

最終的に自分で決めた挑戦を成し遂げることが卒業条件になる



これは単なるスポーツではなく、

目標設定能力

体力の継続的な向上

仲間との協力

自己管理

など、学習面だけでは身につかない実生活に必要なスキルを育むための教育です。





なぜ今「体を鍛える教育」が重視されるのか?

子どもの全人格的な発達を重視

従来の暗記中心・テスト重視の教育では、子どもの健全な成長や社会に出たときの実践力が育ちにくいと考えられています。

体を鍛える活動は、身体的健康の育成や忍耐力・集中力の向上、チームワーク形成、成功体験・達成感の獲得という「心身両方の資質」を育てる重要な学びの場です。

こうした観点は、単に学校の成績だけでは測れない“人間力”を伸ばすために有効であるとされています。





種籽親子實驗小學 が体を鍛える教育を目玉としているのは、従来の学校中心では育ちにくい能力を補うためである。

主体的・実践的な学びを提供するためや、心身のバランスのとれた「生きる力」を育てるため、卒業プロジェクトとして挑戦的・達成感ある体験を必須にするためという、単なる体力向上ではなく、教育全体の理念(自立・自由・責任)と一体となったカリキュラムだからです。



参考資料 日本経済新聞 さらば秀才、鍛えろカラダ AI時代備え月10万円保育園に殺到



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