I’m donut? 生ドーナツのディスプレイはおしゃれor不衛生?
生ドーナツで人気の「I’m donut?(アイムドーナツ?)」の店内ディスプレイを巡るSNS上の議論。
X(旧Twitter)に投稿された写真をきっかけに、「おしゃれか、または、不衛生に見えるか」で意見が割れている。
「I’m donut?」とは
福岡発祥の生ドーナツ専門店。
しっとり・ふわっとした食感が特徴で、若者を中心に行列ができる人気店である。
店舗デザインや世界観づくりにも強いこだわりがあることで知られています。
問題になったディスプレイ

浴室や銭湯を思わせるタイル貼りの什器(陳列台)。
タイルで囲われた“お風呂の縁”のような空間にドーナツが並んでいる。
写真だけを見ると「湯船の中に食べ物が置かれている」ように連想される構図となっている。
このビジュアルがXで拡散され、議論が起きました。
肯定的な意見(おしゃれ派)
「コンセプト系の店舗デザインとして面白い」
「海外のカフェっぽい、アート感覚」
「清掃されたタイルなら問題ないのでは」
「写真映え・SNS映えを狙った演出として理解できる」
世界観重視・デザイン性評価の視点です。
否定的な意見(清潔感に疑問派)
「風呂場=体を洗う場所という連想が不衛生」
「実際の衛生状態より“見た目のイメージ”が大事」
「飲食店で食べ物を置く場所として不適切に感じる」
「銭湯や浴室はカビ・水垢の印象が強い」
心理的な清潔感(感情的衛生)を問題視する声が多いのが特徴です。
なぜここまで議論になったのか
① 食品における「清潔感」は理屈よりイメージ
法律上・衛生管理上は問題がなくても、 「そう見えるかどうか」が消費者心理に強く影響する。
② 日本特有の感覚
日本では、風呂・トイレ・排水=「清潔にしていても食と切り離す」文化が強い。
海外的デザインを、日本の感覚で見ると違和感が出やすい。
③ SNS時代の拡散力
写真1枚で、文脈(店の説明・衛生対策)なしに評価される。
「一度そう見えると、もう食べられない」という反応も起きやすい。
今の消費者は味や価格だけでなく、「見た瞬間の安心感」も重視している。
デザイン性と飲食の相性は非常に繊細であり、「おしゃれ」と「不快」の境界線は人によって大きく異なる。
そのため、今回の議論はどちらが正解とも言い難いといえるかもしれない。
今後も、奇抜なデザインを売りにした店舗づくりに期待している。
参考資料 Yahooニュース 清潔感がない?タイル直置きのドーナツに賛否 「I'm donut?」運営会社「運用の改善を含め検討」
