京都市や大阪市、名古屋市、金沢市など主要都市でホテル価格が減少
最近、京都市をはじめ、大阪市・名古屋市・金沢市 など主要都市でホテル価格が下がっている。
1. 中国人観光客の減少(京都・関西など)
京都を中心にホテルが値下げしている一番大きな理由のひとつは、中国人観光客の急減です。
2025年の訪日中国人は年初は好調でしたが、秋以降に急ブレーキがかかっています。
これは2025年11月頃の日本の政治・外交発言を受け、中国側が訪日旅行に慎重な姿勢になった影響と報じられています。
結果として予約キャンセルが増え、ホテルに空室が目立つようになり、各宿泊施設が料金を下げて客を集めようとしているのです。
実際に京都では、1泊1万円を切るプランも出てきており、平日だけでなく土日・祝日でも値下げが進んでいるとの報道があります。
2. 需要の季節変動(観光シーズンの終了)
観光地では季節ごとの需要変動が大きいです。
たとえば京都では、紅葉・秋のピークシーズンが終わり、年末年始までのいわゆる「閑散期」に入るタイミングでもあり、通常より客足が落ちる時期です。
ホテルは空室が増えると、値下げしてでも稼働率を上げようとします。
3. 主要市場の変化(大阪・名古屋・金沢も)
大阪では、2025年の中国からのキャンセルが多数出ており、それが大阪全体のホテル需要にも影響しています。
担当者によると、キャンセルの割合が5〜7割になるケースもあるため、価格戦略を変更している宿も多いとされています。
名古屋や金沢でも同様に、中国やその他国からの需要が前年より弱まっているとみられており、特に平日や郊外ホテルで割引が出ている状況です。
金沢は観光鉄道網の拡大でアクセスが良くなり需要はありますが、旅行者の分散が進んでいるため、すべてのホテルが高価格とはいえない状況です。
4. 需要と供給の変化
コロナ後の観光回復で一度は高騰したホテル価格でしたが、急激な需要変動(特に訪日客の偏重やキャンセル)によって、需要と供給のバランスが不安定になっています。
一部都市では稼働率が低下する時間帯や曜日が出てきており、ホテル側も柔軟に値段を調整せざるを得ない状態です。
今は観光業界全体が変動期にあり、空室対策としてホテルが値下げをしている「チャンス期」です。
ただし、これは季節性や外交・世界情勢にも左右されやすいので、長期的に続くかは状況次第です。
参考資料 Yahooニュース 「年末年始はチャンスかも」京都でホテル値下げ続出…渡航自粛や万博・紅葉終了の影響?大阪・名古屋・金沢なども安く
