多重債務者が急増 物価高が原因か
今年3月末時点で、3件以上の貸金業者から借り入れがある「多重債務者」が147万人に急増したと報じられています。
金融庁は実態解明のため、12月中にも調査に乗り出す方針です。
主な要因
物価高の影響
日常生活費の上昇で生活資金が不足し、生活費や光熱費・食費などの補填のために複数から借り入れを繰り返すケースが増えた可能性が指摘されています。
総量規制をすり抜ける手口の横行
総量規制とは、借り手が返済不能に陥らないように、「年収の3分の1を超える貸付をしてはいけない」と貸金業者に課した法律上のルールです。
これは貸金業法に定められています。
この総量規制は信用情報で管理されていますが、「複数業者にほぼ同時に申し込む」ことで、情報が反映される前に借りてしまう“すり抜け”が増えている疑いがあると報じられています。
これが多重化を助長した可能性があります。
監視・審査の甘さや業者側の対応の問題
使途確認(借り入れ目的の確認)や、審査のあり方に改善の余地があるとの指摘があり、金融庁は業者への聞き取りも視野に入れていると報じられています。
報道は多重債務が関連すると見られる自殺者数の増加にも触れており、、深刻な社会問題になり得ると警戒されています。
家計の長期的な破綻や消費のさらなる冷え込み、地域コミュニティや福祉サービスへの負担増など二次的な影響も予想されます。
参考資料 Yahooニュース 【独自】多重債務者急増、147万人 金融庁調査、物価高影響か
