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鶏むね肉の値上がり 筋トレや高タンパク食を好む人には痛い話




国産鶏むね肉の卸売価格が「1990年以降で最高値」を更新した。

2025年9月時点で、むね肉は 1 kgあたり約589円。前年同月比で 約54.6%の値上げとなった。





今までは、むね肉は“お買い得”で、もも肉の約半額ということも珍しくなかった。

だが最近はその価格差が急激に縮まっており、もも肉(1 kg 768円程度)との間にあった価格差がほとんどなくなってきている。

スーパーや飲食店(弁当屋、定食屋、唐揚げ専門店など)からは「むね肉の値段がこんなに高いのは初めて」「もも肉とほとんど変わらない」という驚きの声があがっている。



これまで“筋トレ飯・節約飯”の定番だったむね肉が、もも肉と同等かそれに近い価格になる。

むね肉≒家計の味方 の構図が崩れつつある。





なぜこんなに値上がりしているのか?

飼料コストと物流費の高騰

世界的な飼料(トウモロコシ、大豆など)の価格上昇。

それが鶏の飼育コストを押し上げている。

さらに、国内での人件費・運送コストの上昇も流通価格に影響している。



需給バランスの変化 — 需要急増

コロナ後の飲食需要の回復、加えてヘルシー志向/高タンパク志向(ダイエット、筋トレなど)により、これまで限定的だったむね肉の需要が大きく伸びた。



輸入鶏肉の供給不安

世界最大の鶏肉輸出国の一つ、ブラジルでの鳥インフルエンザの発生がある。

日本が輸入に頼っていた部分で供給不安が生じ、輸入量減 → 国内の鶏肉需給逼迫となった。



世界的な“鶏肉シフト”

牛肉・豚肉などの価格上昇で、世界中で鶏肉の需要が上がっている。

その中でむね肉は“安くて高タンパク・低脂質”という強みで人気となっている。

日本国内だけでなく、国際的な需要が価格に影響している。





鶏むね肉は「コスト上昇 × 需要増 × 供給不安」の三重苦となっている。

特に「むね肉の健康食/筋トレ食としての人気の高まり」が、“安定供給を前提とした価格”を崩した最大のトリガーだと言える。



参考資料 Yahooニュース 【鶏肉が高い】むね肉の値上がりにジムトレーナーは困惑 から揚げ店も困った 年末年始の見通しは 福岡



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