ホームレス率 ニューヨークは約1,000人のうち8人
アメリカのニューヨークでは、家賃・住宅費の高騰が「ホームレス化」の一因となっていると指摘されています。
ニューヨーク の非営利団体 Coalition for the Homeless によれば、2025年8月時点で「夜間にシェルターを利用している人」が
103,391人にのぼると発表した。
さらに、夜にシェルターを利用しないものの、他人宅に一時的に居住 (“doubled-up”) している人も多数いる。
合計で「35万人以上」が“住まいを持たない”可能性があると推定されています。
州レベルで、New York State は 2023年→2024年でホームレス数が約 53%増加。
その増加要因として、「追い出し(立ち退き)」「家賃上昇」「手頃な住宅の不足」などが挙げられています。
ホームレス率(人口あたり)では、NY州は約 8人/1,000人 と報告されています。
NYC(New York City)では「夜間シェルターを利用していない(unsheltered)人」の割合が非常に低く、シェルター利用者がほとんどを占めています。
例えば、NY州全体ではホームレス人口のうち屋外等で寝泊まりする “unsheltered” の割合が 3.6%とされています。
家賃・住宅費とホームレスの関係
米国連邦機関 U.S. Government Accountability Office(GAO)は、「ある地域において賃貸中位価格が100ドル上昇すると、ホームレス数が9%増加する」という分析を提示しています。
つまり、家賃上昇はホームレス化のリスクを高める重要な要因です。
NYC は世界でも「住宅が手頃でない都市」の上位に挙げられており、住宅供給のひっ迫・家賃の上昇が慢性化しています。
「NYCで人々がホームレスになる主な直接的トリガー」として、以下を挙げています。
立ち退き/追い出し
家賃や住宅費が払えなくなること
同居・過密住宅化
家庭内暴力
雇用喪失
家賃上昇が直接の唯一の原因ではなく、低所得、失業、健康・精神の問題、支援制度の有無、移民・難民の流入など複数の要因が複雑に絡んでいます。
たとえば、2024年にNY州でのホームレス増加の主要因のひとつとして、「難民・移民のシェルター利用増」が挙げられています。
参考資料 日本経済新聞 生徒の7人に1人が「ホームレス」 高すぎる住居、ニューヨーカー苦悩
