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パソコンの企業向け超大容量HDD 価格上昇中




企業向けの超大容量HDDが世界的に逼迫し、価格が上昇している。





何が起きているのか?

2024年後半から、HDDの平均販売価格が四半期ベースで連続上昇している。

背景にはAIやクラウドのストレージ需要で、大容量ニアラインHDDの出荷が伸長(2025年Q2は前期比+13%)。

供給が限られる中、価格を押し上げている。



主要ベンダー(Seagate/Western Digitalなど)が値上げや供給制限を示唆。

2024年には「新規受注分の価格引き上げ」や供給不足を顧客向けに通知したと報じられている。

Western Digitalは2024会計年度に、ニアラインHDDの価格/製品ミックス改善を決算で示しており、ハイエンド中心の強気姿勢が続いている。





価格を押し上げる主な原因

需要の偏りがあげられる。

AI/クラウド向けの20TB〜30TB級に引き合いが集中。

30TBクラスの投入・量産も進んでおり、当面は高値圏が意識されやすい状況です。



供給側の制約もある。

HDDメーカーは実質3社体制で、ニアライン優先配分や生産最適化の影響で、民生向け6〜12TB帯が潤沢でない時期がある、との現場観測も出ている。



フラッシュも値上がり基調である。

SSD側(NAND)も2025年は3Qに5〜10%の追加上昇見通しが出るなど上昇圧力が残り、相対的にHDDへ需給が寄る要因になっている。





どの容量が特に影響しているのか?

NAS/バックアップで人気の8〜12TB

店頭・通販の値戻り/在庫薄が出やすい帯で、こまめに価格を追う必要がある。



エンタープライズ/ニアライン(18〜30TB)

価格の上げ圧力が強い中心地帯。

AI/クラウドが優先的に押さえるため、一般市場への波及もありうる。





先行きの目安

直近2四半期は連続上昇中。

ニアラインの需要が強い限り、2025年内は高止まり〜じり高のリスクが高い(供給拡大=30TB級の本格量産・歩留まり改善の進展待ち)。



参考資料 日本経済新聞 HDD価格が2四半期連続上昇、中国PC向けに特需 SSDも値上がり



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