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駿台予備学校 合格実績の非公表で幅広く生徒を集める方針




駿台予備学校(駿台)は、2026年度の大学入試から合格実績の公表を取りやめる。

中堅大志望など幅広く生徒を集める方針に転換する。





合格実績公表をやめる背景には何があるのか?

浪人生の減少

18歳人口の減少と大学入試改革の影響で、浪人する学生自体が減ってきている。

特に「一浪してでも東大・京大へ」という従来型の層が縮小。

現役合格を目指す流れが強まり、予備校市場は縮小傾向にある。



学び方の多様化

大学入試対策が、従来の「予備校一択」から多様化。

オンライン塾・映像授業(スタディサプリ、Z会)などがある。



個別指導塾

高校内予備校化(高校と予備校の提携)。

「大手予備校ブランド」だけでは集客が難しくなっている状況です。





駿台の戦略転換

「東大合格に強い駿台」イメージを修正

これまで駿台は「東大・京大・医学部」など超難関大の合格者数で存在感を示してきた。

しかし、少子化の中で超難関大志望者だけを対象にしていては生徒数が減ってしまう。

そのため、今後は「中堅大志望」や「幅広い進路希望」に対応する予備校としてブランドを再定義する。



合格実績の非公表

伝統的に予備校は「合格実績」を広告材料にしてきた。

駿台はこれをやめることで、「偏差値や実績に縛られず、個々の学習支援を重視する姿勢」をアピール。

難関大実績に引っ張られると「自分には関係ない」と敬遠される中堅志望層を取り込みたい考えです。



教育方針の広がり

個別指導やオンラインを組み合わせ、多様な学習スタイルに対応。

難関大合格の看板一本ではなく、より柔軟な「学習支援サービス」への進化を目指す。





予備校業界の転機

河合塾:オンラインと高校提携に注力。

代々木ゼミナール:校舎縮小、個別指導や中学受験などに進出。

東進ハイスクール:映像授業を武器に全国展開。

業界全体で「少子化対応」と「多様な学び方への適応」が生き残りのカギになっている。



参考資料 日本経済新聞 駿台、あえて捨てる「東大に強い」看板 生徒数増のため方針転換



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