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LINEヤフー コロナ後の出社回帰 労働組合は反対表明




コロナ後、日本企業では「出社回帰(オフィス回帰)」の流れが強まっている。





LINEヤフーの動き

LINEヤフーでは、2025年4月から「完全フルリモートを終了」すると発表。

事業部門は「週1回」出社、開発・人事・総務などは「月1回」出社を基本とすることになった。



これに対してLINEヤフー労働組合は、出社ルール変更に対して意思決定プロセスの公開、正当性の裏付けとなる情報の開示、会社と組合の共同実態調査などを要請。

2025年3月・7月に会社側と意見交換会を実施している。





せめぎ合いの背景

企業側は、同席・偶発的な対話の価値/新規事業創出/若手育成を重視。

出社頻度の明確化で文化・スピードを回復したい。

LINEヤフーの発表もこのロジックである。



働き手側は、通勤負担(時間・費用)、転居リスク、家庭のケア責任、集中しやすさなどの理由で柔軟性維持を希望。

公的調査でも、テレワークは縮小しつつも「職種・学歴・居住地」によっては定着が続くと分析されている。





何が論点となっているのか

出社の効果を示す客観データ:生産性・品質・イノベーション・離職率などの“根拠”(→組合は「正当性の裏付け情報の開示」を要求)

例外や配慮の設計:育児・介護・遠方居住など個別事情への取り扱い、転居費用や通勤補助の可否。

評価・処遇との紐づけ:出社頻度が人事評価に及ぼす影響の有無・透明性。

制度変更の手続き妥当性:就業規則や労使協議のプロセスが「不利益変更」にならないか(合理性・周知・意見聴取がカギ)。





国内の出社回帰の広がり

メルカリは2024年7月以降、週2回程度の出社奨励を掲げている。





今後も、日本企業では「出社回帰(オフィス回帰)」の流れが強まっていくと予想されている。

公的研究機関のJILPT(労働政策研究・研修機構)は、テレワーク実施が全体として縮小局面にある=出社回帰傾向が確認できるとしている。



参考資料 日本経済新聞 LINEヤフー、出社回帰で労使せめぎ合い フルリモートが誘う人材



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