関東圏のゴルフ会員権 約15年ぶりの高水準
関東圏のゴルフ会員権の「指定銘柄・平均相場」は直近で292~293万円。
約15年ぶりの高水準となった。
価格が上がっている理由
個人の「格上げ」需要
コロナ禍でプレー増→予約取りやすい・アクセス良い・運営が安定した“上位コース”へ買い替える動きがあった。
2024年は総額300~500万円帯の上昇率が+17.6%と突出、東京は+31.2%の伸び。
小金井CCやよみうりGC、桜ヶ丘CC、府中CCなどの上昇が象徴的である。
法人接待の復調
出張・対面営業の正常化でゴルフ接待が戻り、名門回帰もある。
交際費全般では2024年度改正で飲食費の非課税(交際費除外)上限が1人1万円に引き上げられるなど、企業の交際費運用が広がったことも“場”としてのゴルフ需要に追い風。
※ゴルフ費用そのものの取扱いは別建てだが、全体の交際・接待活動が活発化。
供給面の制約と費用改定
新規コースの供給は限られる一方、年会費の値上げを実施するコースが増加(2024年に80コース)。
低価格帯はやや伸び悩み、高~中価格帯が相場を牽引している。
相場の目安
関東の最新平均:292~293万円(指定銘柄)。
東京・神奈川は高値圏、千葉・茨城は中位、栃木・群馬・静岡は相対的に安い。
具体値は下記の通り。
東京839万/神奈川545万/千葉300万/茨城261万/埼玉173万/静岡75万/栃木72万/群馬37万。
今後はどうなる?
法人接待の常態化、都心近郊・名門の希少性、個人の“格上げ”が継続する。
ゴルフ場利用はピークからは緩やかに減速し、年会費等の負担増、景気や金利動向による投資マインドの変化がおこるだろう。
参考資料 日本経済新聞 ゴルフ会員権15年ぶり高値、300万円迫る 個人人気・法人接待回復
