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帰化者数 中国は年間3千人を超え最多




昨年1年間に外国人が日本国籍を取得した帰化許可者数は、約8,800人だった。

中国からが約3,100人と最多、韓国や朝鮮籍の年間帰化者数は2,283人だった。

一方、ネパールやスリランカなど、中国と韓国・朝鮮以外の国の帰化者も増加し、過去5年間で倍増した。





中国からの帰化者が最多になった理由は何か?

日本で長く働き、生活基盤を築いてきた中国出身の20代から40代の“中間層”が定住化志向を強めている。

特に技能実習や留学を経た後、永住や定住を見据えて帰化申請をするケースが増えている。





子どもの進学・就職戦略としての国籍

日本国籍を持つことで、小中大学の受験や就職活動で有利になると感じる家庭が多くいる。

そのため、中国系の親子が「子どもの将来のために」という理由で帰化を選ぶ傾向がある。





日本語習得のしやすさ

中国では漢字文化をベースにしているため、他の外国籍の人に比べ日本語(漢字)の習得が比較的容易となる。

帰化条件で求められる「日本語能力」をクリアしやすいという利点となっている。





中国国内の社会・政治的不安

本国での経済・政治情勢(不動産市場の不安や若年失業、多忙な監視社会やSNS検閲、愛国教育など)に対する不満や安全への不安がある。

そのため、日本へ定住し、国籍を得て安心感を得る人も増えている。





制度的・手続きの円滑化

帰化申請には在留期間や日本語の習得、安定した生計などの要件がある。

中国人の場合、上記のメリットや生活基盤が整っているため、制度的にハードルが下がりやすくなっている。





中国籍の帰化者が日本で最多となった背景には、在日中国人の層の厚さや定住志向がある。

また、子どもの教育や語学面での実利志向、さらに母国の社会・政治的不安といった複数の要因が複合的に影響している。



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