保険販売 不登校家庭支援に10万円支給
損害保険ジャパンは、今年4月から業界初の不登校家庭の支援に、10万円を支給する保険販売を開始した。
正式名称は、「復学支援見舞金補償保険」。
不登校状態にある小1~中3相当の児童生徒を対象に、文科省の定める「年間30日以上欠席」の定義を満たすことが条件。
スクールカウンセラーなどへの相談を行った場合、契約者(自治体や学校、PTAなど)を通じて保護者に10万円を支給する。
保険加入のメリット
カウンセリングやフリースクールなどの費用に充てられ、復学・社会復帰の初動費用として有効である。
初期段階で、「不登校=リスク」と感じる家庭は、保険という形式で一定の安心をもつことができる。
自治体や学校、PTAなどが契約者となる仕組みで、公的支援制度と融合した支援体制の強化が期待される。
注意点
あくまで一時金であり、長期的な支援や学習支援全体をカバーするには金額的に十分とは言えない声がある 。
東京都ではフリースクールなどへの支援として、月額最大2万円(年額24万円)を助成している。
他地域においても、自治体支援が拡充されている。
不登校は社会構造や学校環境が背景にあり、単なる偶発的リスクと捉えられないため、保険適用の本質的な妥当性に疑問があるとの指摘もある。
民間保険は「制度の隙間」を埋める補完的な役割となる場合が多い。
ご家庭の背景や地域の支援体制に合わせて、加入するかどうかを判断することが必要となる。
参考資料 Yahooニュース 「不登校家庭に10万円」損保ジャパンが業界初の保険をつくった理由とは? 受給条件、使い道を担当者に聞く
