カレー店の倒産 2024年度過去最多
2024年4月から2025年3月までに発生した「カレー店」の倒産は、13件となった。
「カレー店」には、インド料理店などを含める。
前年度(2023年4月から2024年3月まで)と同様に、高水準で推移している。
カレー店の主な倒産の原因は何か?
カレー店では、米やスパイス、肉類などの原材料費が上昇し、さらに水道光熱費や人件費の増加が経営を圧迫している。
特に小規模店舗では、これらのコスト増を価格に転嫁することが難しく、収益確保が困難となっている。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた飲食店は、無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」を活用して資金繰りを行なった。
2023年から2024年にかけて返済が本格化し、売上が回復しない中での返済負担が経営を圧迫している。
また、ネット予約やキャッシュレス決済の導入が進む中、それに伴う手数料やシステム導入費用が中小店舗の負担となっている。
無断キャンセルやドタキャンの増加も、経営に悪影響を及ぼしている。
「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋を見てみよう。
2024年3月から2025年2月までの連結業績は、増収増益となった。
売上高の増加は、店舗売上の好調やFC加盟店向けのカレーソース卸売価格の改定、国内外子会社の事業拡大などが寄与した。
利益面では、食材価格の高騰や人件費と物流費の増加があったものの、売上の好調により増益を確保した。
小規模な飲食店ほどコスト増を価格に転嫁しにくく、資金繰りが厳しい状況が続いている。
特にカレー店のような専門料理店では、食材費や人件費の高騰が直撃し、今後も倒産件数の増加が懸念されている。
参考資料 Yahooニュース カレー店の倒産が高水準、2024年度は過去最多に 「コメ高騰」も影響
