65歳以上の求職者 4月に最高水準
2025年4月に新規求職者として申し込んだ65歳以上の高齢者は、1997年以降で最多となった。
物価高が続くけれど、年金額の伸びは抑えられている。
不足する生活費を補うために、働こうとする動きが広がっているとみられる。
多くの高齢者が年金収入だけでは生活が成り立たないと感じ、再就職を希望している。
特に、物価上昇の影響で、生活費の不足を補うために働く必要性が高まっている。
実際、60歳以上の求職者の約48.5%が、「経済的な理由」で仕事を探していると回答している。
また、医療の進歩により健康寿命が延び、元気なうちは社会と関わりを持ちたいと考える高齢者が増えている。
定年後もフルタイムではなく、パートタイムや柔軟な働き方を希望する人が多く見られる。
高年齢者雇用安定法の改正により、企業は希望者に対して70歳までの就業機会を確保する努力義務が課されている。
これにより、高齢者の就業機会が拡大し、再就職を目指す人が増加している。
他に、少子高齢化に伴う労働力不足を背景に、企業は経験豊富な高齢者の採用を進めていることがあげられる。
特に介護や物流、小売業などでは、高齢者の雇用が進んでおり、求人倍率も高い傾向にある。
今後も、65歳以上の新規求職者数は増加していくと考えられる。
高齢者の就労支援や、企業とのマッチング精度の向上がより求められている。
参考資料 日本経済新聞 高齢求職者が4月最高水準 年金抑制の影響も
